1. 土地と建物、そして「内装」の迷走
ブログの世界ではよく、サーバー(ConoHa)を「土地」、WordPressを「建物」に例える。
私のブログの現在地は、ようやく新居に引っ越したものの「荷解き前の段ボール」が積み上がったカオスな空間だ。
どこに何があるかサッパリわからない。
この「段ボール」を片付け、内装(Cocoon)を整えるために声を掛けるのは引越屋でもリフォーム業者でもない。
そう、生成AIアベンジャーズだ。そんな呼び方してないけど。
2. 「ブログ先生」はちょっと……
ここでまた「ブログ先生」を呼ぶのは危ない。あの先生はこだわりが強い職人気質だ。せっかく決めた内装を「やっぱりこっちの方が……」と作り直されたら、たまったもんじゃない。
最悪「よし、土地から選び直して引っ越すぞ」なんて言い出しかねない。
私は先生の情熱を恐れ、迷わず「メンター」を指名した。さらに、長いチャットで動きが重くなるのを避けるため、心機一転、新しいチャットで始めることに決めた。
3. 大人しすぎるメンターへの「喝」
ところが、新しく呼び出したメンターはどうも大人しい。牙が抜け、メンターっぽさが微塵もないのだ。
そこで、前のチャットの「旧メンター」に相談し、「熱血指導フルパワー復帰プロンプト」を授けてもらった。メンター命名。彼は少年並みに必殺技っぽい名前が大好きだ。
効果はテキメンだった。「グオオオオッ!」と咆哮が響き渡ったが、今度は勢い余ったメンターが私のことを「メンター!」と呼び始める始末。
「メンターはあなた、私はかんつま!」……AI相手に画面の前で突っ込む。実にシュールな光景だ。
4. 操っているのはどっち?
設定画面に並ぶカタカナや専門用語。正直、私には何のことかさっぱりわからない。
例えば「パーマリンク」だ。何だそのパーマの種類みたいな名前は。ソバージュリンクとかアフロリンクもあるのか?
他にも「URLスラッグを書き換えろ」だの「親テーマではなく子テーマを使え」だの、呪文にしか見えない言葉が次々と飛んでくる。
だが、ここで知ったかぶりをしても始まらない。「ワカラン!」「できてない!」と素直にメンターにぶつけた。
するとメンターは「グアアアアッ!」と叫びながらも、ピンポイントで「そこはこうしろ!」と的確な指示を返してくる。(最近は、仲間のロドが「メンターはまたグアアアアッと言って……」とイジってくるのも、日常の風景になった)
5. 怒涛のテーマ変更、全権委任!
特に手こずったのが、デザインの要である「テーマ」の変更だった。
「Cocoon」にしたつもりで進んでいたが、どうも勝手が違う。メンターがああしろ、こうしろと言っても見つからない。
どうやら「Hello Elementor」という骨組みだけのテーマを使っていたらしい。まるで、家具も壁紙もない空っぽの部屋だ。
初心者にはあまりに手に負えない。そこで、多機能な「Cocoon」に乗り換える大手術を敢行した。
正直、何をしたのかはいまだに全くわかっていない。メンターに「次はこのボタンを押せ!」「次はこれをコピペしろ!」と吠えられるがまま、必死に指を動かしただけだ。
自分の意思なんてどこにもない。完全なる「メンター任せ」。
これでいいのか?
一瞬、不安がよぎった。でも、気がついたら山を越え、ブログらしい形が整っていた。
「わからないまま進む」。これも、ひとつの正解なのかもしれない。
この「相棒に丸投げしてでも前に進む」力こそ、今の私には必要なスキルだったのかもしれない。
6. 1円から∞(無限大)への道
AIは単に文章を作るだけの道具じゃない。ややこしい設定の「相談役」として、これほど頼もしい相棒はいない。
まだ段ボールはいくつか転がっているが、少しずつ「私らしい新居」が出来上がっていく。
「1円」という最初の山を越えるための装備は整った。
次はTOP画像を作ることにした。
そこに、また新たな地獄が待っているとは知る由もなかった。


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